このWebサイトは「線維筋痛症」について、多くの方に知ってほしいという目的で公開しております。そのため、病気の原因や治療方法については、明記しておりません。なかなか届くことのない闘病者のこえを届けることで、病気の早期発見や、治療につながるようになればと思っています。
線維筋痛症と は?
線維筋痛症は、痛みや圧痛、倦怠感などの症状が広範囲に及ぶ一般的な疾患です。線維筋痛症の人は、痛みや疲労以外にも、認知・記憶障害、睡眠障害、朝のこわばり、頭痛、生理痛、四肢のしびれやうずき、レストレスレッグス症候群、温度過敏症、大きな音や明るい光に過敏になるなどの症状があり、日常の活動を行う能力を妨げることがあります。
ひとりの人が、2つ以上の慢性疼痛疾患を併発している場合もあります。
※参考・出典
厚生労働省「統合医療」情報発信サイト」https://www.ejim.ncgg.go.jp/utility/copyright.html
ひとにより様々な症状があります
発病者によって、様々な症状があります。痛みだけでなく、抑うつ状態や、手指のこわばりなど、複数の症状を一度に感じる場合もあります。こちらは、発病者のかたから伺った一例です。
身体中に感じる激痛
季節の変わり目や、気圧の変化にも影響され、人によっては痛みを感じる部位が身体が引き剥がされ るような痛みを感じたりします。
頭痛・頭重感
偏頭痛のような痛み(ズキズキするような)や、頭重感で、ぼーっとしてしまうような感覚を感じる場合もあります。
倦怠感
朝起き上がれない。日中も座っていられないなど、ひどい倦怠感を感じ、横になっていても、倦怠感から抜け出せないこともあります。
目眩・耳鳴り
起立している状態で、目の前がクラクラするような目眩や、耳鳴りがひどいと、音が聞き取りにくくなることもあります。
手指のこわばり
食事や簡単に思える指先を使った作業もしにくく、また作業にたいしても異常な疲れを感じたりします。