top of page

私の線維筋痛症の履歴 ① 50歳

更新日:2022年4月7日

※内容はほぼ原文のまま掲載しています。内容は個人によるものです。また、PC等での文字入力が困難な場合もあり誤字脱字等ご了承ください。


10年ほど前、起床時、両足裏が痛みました。何だろう。、違和感がありました。その数日後、あれよという間に、全身が痛くなりました。初めての感覚で、あまりにも辛く泣くほどでした。


内科で診察を受け、ステロイドが処方され、服用後、一旦痛みがとれました。安堵したのもつかの間。その後毎日、筋肉痛にも似たような痛みが全身ありました。初めて整形外科へ行きました。


「線維筋痛症」と診断を受けました。


神経をぼやかす薬を処方されましたが、目眩がひどく、立っていることもままならない症状が出て、痛みだけが残る状態でした。通院も出来なくなり、数年間、痛みに耐える生活を送っていました。他の疾患がないか、血液検査などしてきました。そんな中、数年前新たに整形外科へ受診しました。


二件とも、誤診をされました。


その時の薬の副作用で、体調を崩しました。新たに他の科の紹介状を元に受診した祭に「軽度の線維筋痛症」と、診断されました。今年になり「疼痛外来」へ通院する事が、出来ました。


ここまで来るのに10年かかりました。


現在、漢方薬を服用しています。「線維筋痛症」の薬はありますが、神経をぼやかすだけで、

痛みの軽減になることはない薬ばかりです。生活に支障が出るのと、服用して完治へ導くものではなく、副作用が出るばかりなので、東洋医学の漢方薬にして頂きました。


痛みは一向に良くはなりません。


低気圧による気象病も重なり、日によってはトイレに行くことがやっとの日も、年間数回あります。


痛みはどうにもならなくても、痛いと話せる先生がいること、それを専門としている医師がいるということだけでも、安心感がうまれ、痛みの1割程は軽減されているように思います。


この病は、自分にしかわからなく、他の科の医師の認知度はほぼありません。日によったり、一日の間、1時間の間でも、痛みや、身体の動かせる可動域が変わったり、全身症状が変わるため、家族にも理解出来ない所があり、そこがしばしば辛かったりします。


現在は、「ヘルプマーク」付けて外出するようになり、急遽、歩行困難になったり、手に痛みが出てレジでの支払時や、定員さんとのやり取りなど困難なときでも、マークを付けていることで、話せるきっかけになったりするので、幾分安心して外出出来るようになりました。


この毎日痛い生活が何年続くかと思うと、投げ出したくなりますが、自分の身体から逃げ出すことは出来ません。


嫌だけれど「一番の友達」として、付き合っていく覚悟です。


日によって耐えがたい痛みとの戦いは辛いです。


でも、天候がよければ10ある痛みが2くらいになる日もあるので、一日、一日と思いながら生きていこうと頑張っています。「診断名の付かない痛みの総称名称が線維筋痛症」と、言われています。


完全な治療方もなく、病気の原因もいまだ確率されていない、厄介で、奇妙な疾患です。

自分なりの対処療法として、ストレスをためない。無理をしない。集中出来る好きな事をして痛みをのがす。そんな事をしています。


痛みと向き合い、上手に付き合っていくしかないと、この10年間でようやく答えが見つかったように思います。

最新記事

すべて表示

私の線維筋痛症の履歴 ⑦

※内容はほぼ原文のまま掲載しています。内容は個人によるものです。また、PC等での文字入力が困難な場合もあり誤字脱字等ご了承ください。 最初は更年期の様な症状から、突然、仕事中に背中に激痛が走り紳士服の仕事を断念! その後、社交ダンスの教師資格を持っていたので、ダメ元で部屋を借り1人で教室を開きました。 その間、ドクターショッピング5年。病名(線維筋痛症)が発覚したのがアンチエイジングクリニックでし

私の線維筋痛症の履歴 ⑥

※内容はほぼ原文のまま掲載しています。内容は個人によるものです。また、PC等での文字入力が困難な場合もあり誤字脱字等ご了承ください。 線維筋痛症になり14年目になります。 私は2009年頃、働いていた時に腰痛が発端だったのか徐々に全身が痛くなりだし ます。制服がある仕事をしてましたが仕事から帰ると猛烈な痛みに襲われ制服を 脱ぐどころか立つ事も出来ずずっと天井を見ていました。 当時は意味が分から

私の線維筋痛症の履歴 ⑤

※内容はほぼ原文のまま掲載しています。内容は個人によるものです。また、PC等での文字入力が困難な場合もあり誤字脱字等ご了承ください。 とにかく毎日毎日24時間、全身が激痛な上にそれ以外の症状(倦怠感、疲労感、体重感、睡眠不足、不眠症、食欲不振、体重減少、腹部膨満感、悪心、嘔吐、下痢、胃痛、無尿乏尿、排尿痛、尿意切迫感、膀胱充満感、自己排泄不可、溢流性尿失禁、尿意切迫感、弛緩性神経因性膀胱、姿勢保持

bottom of page